2012年08月16日

坪倉正治医師らによる南相馬市民の内部被ばく調査(米国医師会雑誌、2012 年8月15日号)

東大の坪倉正治医師らが南相馬市民の内部被ばく調査を2011年9月から2012年3月にかけて実施した。Enformableが伝えている。

Fukushima workers being verbally assaulted and physically abused says Japanese research team | Enformable
http://enformable.com/2012/08/fukushima-workers-being-verbally-assaulted-and-physically-abused-says-japanese-research-team/?utm_source=feedburner&utm_medium=email&utm_campaign=Feed%3A+Enformable+%28Enformable%29

A separate report in the August 15th issue of JAMA lead by Masaharu Tsubokura, M.D., of the University of Tokyo, researchers studied the amount of internal radiation exposure among residents of Minamisoma, a city north of the Fukushima Daiichi power plant. In total, 3,286 individuals (or 34.6%) had detectable levels of cesium, including 235 children (16.4%) and 3,051 adults (37.8%). In children, the concentration ranged from 2.8 to 57.9 Bq per kg, while for adults the range was 2.3 to 196.5 Bq per kg.

The tests were done between September 2011 and March 2012. The researchers note that partially due to the voluntary nature of the screenings, and also because this screening program started 6 months after the nuclear power plant disaster, higher exposure levels might have been detected earlier.

論文(レター)が米国医師会雑誌の8月15日号に掲載されている。

JAMA Network | JAMA: The Journal of the American Medical Association | Internal Radiation Exposure After the Fukushima Nuclear Power Plant Disaster
http://jama.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=1346169

Enformableの記事によれば、放射性セシウムは子ども(16.4%)で2.8-57.9 Bq/kg、大人(37.8%)で2.3-196.5Bq/kgが検出された。全体では34.6%に当たる3286人から検出された。


この検出濃度は、バンダジェフスキーが子どもで心電図異常が発生するとした10Bq/kg以上を含むものとなっている。

内部被曝−資料
http://2011shinsaichiba.seesaa.net/article/273231204.html
(25) 『放射性セシウムが人体に与える医学的生物学的影響〜チェルノブイリ原発事故被曝の病理データ〜』(Y・I・バンダジェフスキー著、合同出版)
ベラルーシの子どもたちにCs137の体内蓄積量10Bq/kg程度で心電図異常が発生。

南相馬市は2回に分けて内部被ばく調査の結果を公表している。2回目は、実施が2011年9月26日から2012年3月31日まで。

市民の内部被ばく検診結果(1)
http://www.city.minamisoma.lg.jp/shinsai2/kensa/hibakukenshinkeka.jsp
市民の内部被ばく検診結果(2)
http://www.city.minamisoma.lg.jp/shinsai2/kensa/hibakukenshinkeka2.jsp

2回目の実施時期は論文の対象時期と同じだが、結果は市のサイトと論文で少し違っている。

市のサイトによれば、被験者数とセシウム不検出者数はそれぞれ、子どもで1688人と1439人、大人で7814人と5299人だから、検出率は子どもで14.75%、大人で32.18%となる。子どもと大人全体では、被験者数が9502人、不検出者数が6738人だから、検出者数は2764人、従って検出率は70.9%となる。

やはり少し違うが、理由は分からない。

いずれにしても、今年3月段階では健康影響が心配されるレベルだったといえる。



Enformableのこの記事では、福島原発事故後の東電社員の精神状態について防衛医大などのグループが実施した調査の結果も紹介されている。

日本の新聞も報じているが、Enformableにあるように物を投げられるなどの「身体的虐待」については触れられていない。

The biggest reason for the feelings of mental anguish was verbal or physical abuse, such as receiving strong insults and being targeted by thrown objects, according to the report.

朝日新聞デジタル:福島原発の東電社員、4割に心の変調 事故後の中傷で - 社会
福島原発の東電社員、心の傷は3倍
http://www.saitama-np.co.jp/news08/15/03.html


太田光征
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posted by 2011shinsaichiba at 20:58| Comment(1) | TrackBack(0) | 健康被害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Posted by ラッシュガード レディース 人気 at 2013年08月28日 14:08
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