2018年05月05日

やめよう再処理!とめよう核燃!首都圏連続講演会(講師:山田清彦さん)

やめよう再処理!とめよう核燃!首都圏連続講演会(松戸版)
2018年3月22日(東京)、23日(松戸市、千葉市)、24日(横浜)
報告:山田清彦さん(核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団事務局長)

【要点】六カ所再処理工場、配管総延長1300キロ、雨水流入の原因さえ不明、全電源喪失51時間で沸騰爆発・日本壊滅、未稼働でも売り上げ、未処理の方が安上がり、再処理でゴミ増加、ウラン100年分の消費後も2369年まで再処理費用約2700億円を毎年電力料金に上乗せ、IAEAはMOX燃料(プルトニウム+ウラン)を核兵器に使用可能と認定、ウラン濃縮工場は広島型原爆に必要、六カ所の液体トリチウム放出量1カ月分は全原発の1年分より多い、青森県「陸奥湾に流すとホタテ貝が死ぬ」、弾道ミサイル耐性ない、原燃関係者「動かすと経費かかる。40年間動かさなくてもいい」…



【メモ】

ウラン100年分が消費された後でも2369年まで電力料金に上乗せされる形で再処理費用約2700億円を毎年払わされ続ける。民主党政権時代、費用の計算式を政府に要求しても公表されなかった。8兆円値引きで国会前に集まっているが、20数兆円を問題視しないのはおかしい。

東電社員が規制委員会に再雇用されている。

北朝鮮の弾道ミサイル、10分で到着、レーダーで3分で分かる、7分後に着弾。青森にレーダー3基、京都にXバンドレーダー。弾道ミサイルは高度4500キロ、イージス艦とイージスアショアのミサイル射程は500キロで届かない。

使用済み燃料800トンからプルトニウム8トン抽出、ウラン8トンと合わせる。IAEA(国際原子力機関)はMOX燃料(プルトニウム+ウラン)を核兵器に使用できると認めているが、日本原燃は否定。

高速増殖炉(FBR)、完全破綻するも仏で研究され、その先にできると言い張る。
プール漏水という恥ずかしい事故が世界の再処理施設の中で六カ所だけで発生。
再処理技術は軍事機密。日本に再処理技術はなく、フランスの設計図で。ラ・アーグやセラフィールドに300億円融資して延命させてつなぎ止めておく必要がある。
93年着工からの遅れ、技術不足、水力・火力の所長クラスの電力会社社員が現場施工責任者となり、現場を知らず、施工ミス。実際はメーカーが工場をみる。
2016年に非常用電源建屋で雨水流入トラブルが発生し、規制委員会に対策済みと嘘をつき、17年8月13日にも同じ事故を起こす。2003年以来、一度も点検されなかった。9月、審査中断、翌年、3年延期を決定。17年10月30日に雨水流入の「恒久対策」を実施するも、18年3月2日にまた雨水流入。雨水流入は17年以降7回目で原因不明。

交付金は84年から計3117億円、核燃税は累計約2800億円で計約6000億円、来年から年200億円(税収の14%)。ゴミがあるほど税収。再処理止めたければ地元に使用済み燃料を持ち帰れと村議会に言われる。

再処理でゴミが減る?使用済み燃料425トンを実際に処理したら、製品が約370トン、残る55トンは廃棄物の一種「ハルおよびエンドピース」だけで1000リットル容器219本にかさみ、増えてしまう。

県がH12から小児がん調査、稼働後と比較するために。

トリチウム

福島の1000トン入りタンク1000基に保管する100万トン。原子力規制委員会の田中前委員長、更田現委員長は海に流せと言う。前原子力委員長代理の鈴木達治郎氏は20兆円で処理すべきと言う。六カ所の液体トリチウムの放出管理目標値は1.8×10の16乗(福島の上記100万トンより超える量)(07年9月に約72トンを処理すると翌月に5.2×10の14乗放出)、年20兆円で40年間処理するのかと問われた鈴木氏は流せと言う。加えてプルトニウム、ヨウ素も流す。全原発の1年の最大放出量は03年からだと04年の4.2×10の14乗が最高で、六カ所の放出量1カ月分は全原発の1年分より多い。福島のトリチウム量は六カ所が800トン再処理する際に1年間に放出する液体トリチウムより少ないが、全原発分を1カ月で。岩手漁民が太平洋ではなく陸奥湾に流したらと要求すると、青森県は「陸奥湾のホタテ貝が死ぬから困る」。葉書調査で苫小牧から銚子まで。陸地にもしぶきで飛んでくる。仏では再処理工場の近くの掃除機からプルトニウム発見。風がないと下に落ちてくる。

脱原発の近道が再処理工場の停止

使用済み燃料、核のゴミは自治体との約束で置けない。既に六カ所は3000トンで満杯、中間貯蔵施設3000トンも東電と日本原電が入れると言っているが他は入れられない。各原発も満杯に近づく。ガラス固化しないと危険という意見があるが、再処理できない会社にガラス固化はできない。

故高木仁三郎氏、100立方メートルが1立方メートル漏れると仮定して、沸騰爆発による事故の予測。六カ所事故で半数死亡の圏内に青森全域。山田氏が東海第二に当てはめると東京まで。

再処理で約19兆円、未処理で約4兆円の経費。原燃に代わり使用済み燃料再処理機構。再処理費用の電気料金負担率のデータは政府交渉の時に聞いた以外、要求しても出さない。電気料金明細には出てこない。

動かさなくても売り上げ
05年 520億円収入、700億円経費
06年 2700億円収入、2500億円経費

青森で一番の給料。原燃関係者から「動かすと経費かかる。40年間動かさなくてもいい」と某記者が聞いた。再処理しなくてもすると言えば金が入る仕組みを変える必要がある。森友の8億円で騒いでいる場合でない。

科学技術庁がなくなってから、科学技術庁時代の資料が出てきた。高レベルと低レベルの審査ファイル17冊分は見せたが、再処理関係の本棚7つ分は見せない。

原子力安全・保安院時代はプルサーマル推進のためにサクラを雇った。
原子力規制委員会という審査側が計画変更を提案。

米軍三沢基地。六カ所は米軍基地から30キロ。海外では原発から80キロは逃げる。日本は30キロ。エシュロンで電話を盗聴。F16、核ミサイル搭載可能。無人偵察機が飛来。対レーダー電磁波攻撃機配備。

自衛隊三沢基地、F35ステルス配備(レーダーに補足されずに国境警備は矛盾)、計42機調達へ。購入予定の巡航ミサイルの射程は500キロなので、F35と合わせて北朝鮮に届く。三沢が標的へ。大間原発を公海から攻撃可能。標的としての米軍基地との同居は考え直すべき。

東洋大渡辺先生、大陸棚外縁断層でM8クラスの地震の可能性ありと指摘。

県が地震・火山灰の影響を予測。震度3で総点検する必要があるので、周囲が震度4、3などでも六カ所は震度2などに。県はたまたま3の予測。液状化危険度も六カ所は高い。十和田湖カルデラ火山爆発。
原燃、従来は火山灰36センチを予測、県の予測では5、60センチ。

規制委員会、蒸発乾固の事故対策は水浸しにするという。

低レベル放射性廃棄物埋設施設。コンクリートピット化、持ち帰られない。ひびが入っていてもいずれ埋設するからと修復しない。20万本になるまで埋設しない。

ウラン濃縮工場、17年9月に停止。10月、神戸製鋼のデータ書き換えが発覚、規制委員会から認められた新規分の工事も延期。購入した方が安上がりとの意見が原燃内にあるが、当時の木村知事が核のゴミだけでは困ると反対、ウラン濃縮は広島型原爆の製造能力を保持するために止められない。

再処理工場、1メートルの壁、航空機に耐えるが弾道ミサイルには耐えられない。配管総延長1300キロ、つなぎ目4万カ所。神戸製鋼や三菱マテリアルの製品が納入されている可能性あり。

売り上げ毎年約3000億円の約9割が建設中の再処理工場。高レベル放射性廃液が223立方メートル、全電源喪失51時間で沸騰爆発、日本壊滅。原発1年間分の放射能を1日で放出は間違いで、もっと多い。東海再処理工場は約400立方メートル貯蔵。

ウラン238は原子炉の中でプルトニウムに変わる。ウラン238は高速増殖炉(FBR)でプルトニウムになるので何回でも使えるというマジック。FBR、米英仏は止めた、中ロは継続、仏高速炉研究が実用化すればと言い張る。ウランは100年分しかないが、海水からウラン採取の主張。

425トン試験処理。ガラス固化失敗と規制基準強化がネック。溶融ガラス、白金族が沈殿。
東海再処理工場で再現、原因究明の試み。東海でもガラス固化は順調でない。東海再処理工場は14年9月に廃止決定。

17年10月で規制委員会による審査が終了、面談録あり。厳しい審査で原燃社員が自殺未遂。保険会社によると3人が自殺したらしい。

むつ小川原開発反対の国会議員の米内山義一郎氏、人黙石叫の言葉使用。雨水流入が止めてくれるか。

6月に六カ所村長選挙、一本化の方針で合意。前回は菊川慶子氏、梅北陽子氏、関千尋氏が反対派として立った。来年、県知事選。村長・知事が結ぶ安全協定をめぐって核燃サイクル施設の操業停止が可能。

16年の青森の製造品出荷額等1兆8000億円が事故で失われる可能性とこれまでの核燃関係収入約6000億を比べるべき。

建設停止中の東電の東通原発1号機、東電、東北電、関電、中部電、原電が共同開発の協議。

リサイクル燃料貯蔵施設(東電と日本原電)、柏崎刈羽原発1号機から今年10月に搬入する予定が18年後半に延期。竣工時期未定の第二処理工場で最長50年間にわたり貯蔵する予定。
関電使用済み燃料をむつ市の3000本収容施設に搬入するらしいとの報道に市長が反発。隣接する東通村に関電貯蔵施設ができる可能性、東通原発が停滞して困っている東電村長が許可する可能性。

大間原発(電源開発)、反対活動により、あさこハウスから建設地が200メートル先に移動。
いちごのハウス栽培を始めたら、電源開発が井戸掘りして水の流れが変わり、栽培できなくなった。
posted by 2011shinsaichiba at 16:57| Comment(0) | 核燃料サイクル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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